定年を延長をする人は厚生年金44年加入特例もチェック



年金の基礎知識

 

 

現役を引退した後の生活設計では、それまでの貯金もさることながら、公的年金(老齢年金)も非常に重要な存在となります。ただし、近年は年金の受給時期が次第に遅くなり、通常60歳である定年の時期を過ぎても、何とか再雇用などで、会社に残ろうとする人が増加しています。

 

そうして5年間をしのぎ、年金の受給となります。年金は生涯にわたって受給されるのが何と言ってもメリットです。もちろん、その受給額が物価にどの程度連動しているものなのかも大変気になるところでしょう。本題に入る前に、まずは年金の基礎知識をおさらいしておきましょう。

 

最大の関心事となるのは、実際にいくら受給されるのかでしょう。まだ若い人にとってはずっと先のことですから、あまりイメージが湧かないかもしれません。正確に知るのはなかなか難しいものです。

 

そこでまずは年金の基礎知識です。項目の種類は意外に多く、国民年金、厚生年金など年金制度、年金受給額、老齢基礎年金や老齢厚生年金の受け取りなどがあります。更に障害年金や遺族年金などもあるので、仕組みを理解しておかないと年金を視野に入れた老後のライフプランの見通しが立てられないかもしれません。

 

ちなみに年金とは、毎年定期的、継続的に給付されるお金のことです。制度の運営では、大きく公的年金と私的年金に分類されます。個人年金と私的年金とは別の分類とすることが多いようです。

 

そして、保険の仕組みとなる年金制度のことを年金保険と言います。被保険者は掛け金や保険料を負担して、その収入によって年金財政は成立しています。各人の掛ける金額、保険料、加入期間、所得額、資産状況などで、年金支給額も異なることが多くなります。とにかくまずは、しっかり現役時代に保険料を負担しなければなりません。